クリーニング店でコートが紛失した話(3) 消費者センターに泣きついた
こんばんは。kanaです。
こちらの続きです。
▶クリーニング店でコートが紛失した話(1) 紛失が発覚するまで
▶クリーニング店でコートが紛失した話(2) 企業側とのやりとり
前回のお話では、企業側の役員さんと電話で話すところまではいきましたが、
企業側では紛失を一切認めず、
「お見舞いとして【系列店の割引券】を渡すことしかできない」
と言われ、泣く泣く電話を切ったのでした…。
■参考にしたサイト(2)
旦那から電話の内容を聞いて憤慨した私は、ネットで見つけたこちらのサイトを読み込みました。
3.どうしても解決しない場合
お店側の説明や鑑定結果に納得がいかない場合は、地元市区町村にございます消費者センターへご相談ください。
そうか…。
今まで縁はなかったけど、こういうときに消費者センターに相談すればいいのか!
市の消費者センターのサイトで調べてみると、ちょうど相談できる時間帯。
どこまで対応してもらえるのかわからないけど、とりあえず電話してみることにしました。
■消費者センターへの電話
ドキドキしながら電話をかけると、優しい雰囲気の女性が対応してくれました。
「クリーニング店のことで相談があるのですが…」
と切り出し、一連の流れを説明し終えると。
「うーん…。たしかにその対応では納得いきませんよねぇ」
と同情してくれました( ;∀;)
「でも、これ以上できることってないですよね…
もう何をしていいかわからないので、藁にも縋る思いで電話しました」
すると、女性から
「まずはこの点を確認して、もう一度企業側にお願いしてみましょう!」
と提案がありました。
●企業側への確認
クリーニング済みの商品が、工場から店舗へ納品された日
⇒2回目にもらった控えに書いてある日付と、納品日を比較すれば、矛盾点が見つかるかもしれない!
●こちら側の確認
コートのブランド・素材、購入時期、購入店、購入価格
⇒お店に購入記録が残っている可能性があるのと、賠償金算出のため
企業側への確認・やり取りは、消費者センターでしてくださるということなので、 全てお任せしました(´▽`)
■消費者センターからの電話(1)
数日後、消費者センターの担当さん(先日の女性)から電話がかかってきました。
企業側へ確認してもらった結果。
「クリーニング済みの商品に関する、納品日の記録はない」
「納品した」という記録しかないんだそうです。
そんなものなんですね…。
というわけで、2回目にもらった控えの日と比較することはできなくなりました。
あとは、こちら側のコート金額などをお伝えして、この日の電話は終了。
担当さんから企業側へコートの情報を伝え、賠償の交渉をしてもらえるそうです。
■消費者センターからの電話(2)
またまた数日後、消費者センターの担当さんから電話がありました。
なんと、賠償金を支払ってくれることになったそうです!Σ(゚Д゚)早っ!
個人で訴えてもダメだったのに、消費者センターから言うとすんなり応じてくれるんですね(-_-;)
担当の方によると、企業側は「紛失は認めないけど、これ以上ゴタゴタするのはイヤだから、これくらいの金額なら払ってもいいか」みたいな感じだったそうです…。
まあ、色々と思うところはありましたが(笑)、
当初の目的「賠償基準に則って誠実に対応してほしい」の「賠償基準に則って」の部分は果たしてもらえたので、よかったと思うことにします。
■賠償金の支払い
支払い方法は2つ選択できました。
- 自宅まで来てもらい、直接手渡し⇒受領書へサインする
- 銀行振込
もちろん、振込を選びますよね(´▽`)(だってあまり会いたくない)
最初に消費者センターへ電話した日からちょうど10日後には、無事に賠償金が振り込まれました。
最後に「きちんと振り込まれてました!」と消費者センターへ報告とお礼の電話をして、今回の件は完了です!
結局コートは見つかりませんでしたが、少しでも賠償金をもらえてよかったです( ;∀;)
消費者センターの担当さん、本当にありがとうございました。
次のコートを購入する足しにさせてもらいました。
お店との間でトラブルが発生したときには、消費者センターにお願いするのが一番いいかもしれませんね!
■その後
例の店舗が閉店して数ヶ月後、近所に同じ系列のお店が開店しました。早い。
役員の仕事でちらっと伺いはしましたが、我が家でクリーニングをお願いすることはないでしょう…。
【完】