クリーニング店でコートが紛失した話(2) 企業側とのやりとり
こんにちは。kanaです。
こちらの続きです。
▶クリーニング店でコートが紛失した話(1) 紛失が発覚するまで
前回のお話では、旦那のコート2着が紛失したことがわかりました。
「私が忘れずに早く引き取っていれば…」
と悔やんでも悔やみきれませんでしたが、今はたられば言ってる場合ではありません。
できる限りのことはしようと、ネットで色々と調べてみました。
■参考にしたサイト(1)
まず、こちらのサイトを参考にしました。
旦那のコート、1着は10数年、もう1着は10年弱使用したものでした。
いいものだったので、まだまだ着られるぞ!というレベル。
しかし、賠償基準表で該当箇所を見てみると、そんなには請求できないようです。
コートの持ち主である旦那は、
「コートは戻ってこなくても、賠償基準に則って誠実に対応してほしい」
と言っていました。
■工場からの電話(1)
数日後、お店で対応してくれた方が、工場から電話をかけてくれました。
「コートは工場のほうにもありませんでしたが、
お店に納品したという記録は残っていました。
お引き取りまで何か月も経ってますし、店主もいないですし、
今までになかったレアなケースですので…ごにょごにょ…」
こちらも数ヶ月引き取りを忘れていたので、100%お店側が悪いとは思っていません。
しかし、言い訳ばかりで、今後どうしていくのかという話は一向に出てこない様子。
結局こちらから切り出しました。
「紛失した場合、今まではどのように対応されていたんですか?」
「営業店で紛失した場合は、基本的に営業店で対応をしていました。
今回はもう亡くなられているので、どうしようもなくて…」
店主がいるいないに関係なく、普通は企業側が責任とるんじゃないの?(゚Д゚)
「ないものは仕方ないですし、前例がないのもわかりましたので、
こういった場合、企業側としてはどう対応されるおつもりなのか、
上の方とお話していただいて、改めてご連絡いただけませんか?」
なんだかなぁ…と思いながら電話を切りました。
■工場からの電話(2)
前回の電話から20日近く経ち、やっと工場から電話がかかってきました。
「上の者と相談しましたが、
お引き取りまでに時間が経っていますし、
すでに店主もいないということなので、
系列店の割引券をお見舞いとして差し上げるということでも
よろしいでしょうか?」
…は?Σ(゚д゚lll)
20日も待たされて、その対応?
その程度の対応なら、20日も待たせないで、数日でお電話もらえませんか?
割引券ってさ、そこの系列店でまたクリーニングお願いしないと意味がないってことだよね?
コート2着なくしておいて、まだ「うちの系列店を使ってくれ」って?
もうそちらの系列店使う気ないですよ?
割引券もらっても、ただの紙切れ(# ゚Д゚)
旦那が希望していた「誠実な対応」には程遠いな…。
「上の人と直接お話させてもらうことはできませんか?
コート2着もなくされている上に、
これだけ待たされてその対応では納得できません」
というわけで、旦那在宅の日に、もうちょっと偉い人から電話をもらうことになりました。
(こういうのは旦那のほうが得意だろうと思って)
「上の人」をお願いしたけど、誰から電話くるんだろう…。
まさか工場長とか?(;´∀`)一抹の不安。
■企業側の役員から電話
こちらが指定した日時に、企業側から電話がかかってきました。
(旦那が電話を切ったあとに、相手は「役員」だったと教えてもらいました)
旦那から聞いた内容をまとめておきます。
役員の対応
- 最初に丁寧な謝罪
- しかし「割引券以上の対応はできない」の一点張り
- 問:賠償してもらえないの?
答:引き渡した記録がある以上、コートの賠償はできない - 問:クリーニング代の返金は?
答:クリーニング代の返金もできない
(返金する=紛失を認めることになるから)
旦那の捨て台詞
「それでは泣き寝入りしろということですね。わかりました。
割引券、処分するのが面倒なので送ってこなくていいです!」
(通話終了)
「…え?それで電話切ったの?Σ(゚д゚lll)」
「うん、終わり!
どうしたって認めないんだもん。泣き寝入りしかないよ」
「私はイヤだ!
納得いかない!(# ゚Д゚)」
諦めの悪い私は泣き寝入りせず、泣きつくことにしました。
こちらに続きます。
▶クリーニング店でコートが紛失した話(3) 消費者センターに泣きついた