元不登校児に、当時の話を伺いました
娘たちが通っている小学校の卒業生で、
元不登校だった生徒2人から
お話を伺う機会がありました(^^)
事前に生徒さんの学年は聞いていたものの
実際に会って話してみると、2人とも
実年齢よりとてもしっかりしている印象でした。
色々なお話を伺いましたが、
とりあえず備忘録として
要点だけまとめておこうと思います。
- どうして学校に行けないのか、当時はわからなかった。ただ行きたくなかった。
- 不登校の子には、
「逃げたかったら逃げてもいい。逃げられるのは子どものうちだけだから」
と伝えたい。 - ある時ふと「学校に行けそうだな」と思う瞬間がくる。
- いつかは変わる時がくるから、その時まで気長に待っていてほしい。
- ひとつでも自分が好きな事、夢中になれる事があると、それが支えになる。気力になる。ぜひそれを見つけてほしい。
- 目標ができれば、自然に「勉強しよう」と思えるときがくる。
- 不登校の時期がとてもつらいものだったから、復帰した後はちょっとやそっとじゃへこたれない。
- 不登校だった子は、人の気持ちがよくわかるから、とても優しい。
2人に共通していたのは、
進学・進級のタイミングで復帰したことです。
Aさんの場合は
「(進学したら)なんとなく行けそうな気がする」
と思ったらしく、
Bさんの場合は
「(進級したら)絶対にクラスに戻る!」
と決心したんだそうです。
そういえば、娘も今年度進級してから
2ヶ月ほどは教室に通えてたんですよね。
進級・進学のタイミングは、
気分を一新してがんばろうと思える
タイミングなのかもしれません(^^)
今回、2人が熱心に伝えてくれたことは、
不登校だった当時は、親に伝えたくても
伝えられなかったことなんだろうな。
どうしても言葉にできなくて、
もどかしかったんだろうな。
と思いながら聞いていました。
当時の2人の気持ちは、
きっと今の娘の気持ちと重なるところがあるはず。
2人が話してくれたことをしっかり受け止めて、
これからも娘に寄り添いながら
サポートしていこうと思いました(^^)
つらかったこと、苦しかったことをシェアして
たくさんアドバイスしてくれたAさん、Bさん、
貴重な機会をくださった先生に
心から感謝します♪